ドラム缶 ペール缶 各種専用容器 ドラム缶用関連機器開発販売 株式会社アップコーポレーション

TEL:048-948-1188

営業時間 9:00~18:00(土日祝休)

Information

お知らせ

トップページ > お知らせ > 再利用システムが浸透、溶剤規制強化受け高評価…週間ゴム報知新聞

再利用システムが浸透、溶剤規制強化受け高評価…週間ゴム報知新聞

2003/08/25(月)
東レ・ダウニング・シリコーン(本社・東京都千代田区、斉藤圭史郎社長)が協力会社と共同で開発した、シリコーン製品使用済みドラム缶の再利用システム(イトウ、ビジネスモデル特許出願済み)が普及期を迎えている。同サービスは今年で三年目の活動に入り、年率20%近い伸び率で市場に浸透しつつあるという。東レ・ダウではさらに、洗浄溶剤の削減を可能にする無洗浄システム容器「MP Drum缶」(開発元・アップコーポレーション、ビジネスモデル特許出願済み)を、高粘度シリコーン製品に使用してドラム缶再利用率を高め、より環境問題を考慮したリサイクルシステムの強化に取り組んでいく。

シリコーン製品を充填したドラム缶は従来、シリコーンの特性である離型性・潤滑性によりFish Eye(ハジキ)問題が生じ、再生ドラム缶業界の最大顧客である染料業界に転用できなかった。そのため使用後は粗鉄原料としてスクラップされるか、あるいは産業廃棄物容器に使われていた。

こうした問題を解決できる回収/洗浄/再生/検査/再利用の流れによる同リサイクルシステムは、環境問題意識の高まりとともにユーザーからの要請が増加。とくに昨今、問題がクローズアップされているPRTR法に基づく溶剤規制の進展により「シリコーン業界では不可欠の存在として高い評価を受けている」(同社)という。

pagetop